GIGA QUAD®YRB200-010(腐食環境試験ユニット)

GIGA QUAD® YRB200

4連式回転曲げ疲労試験機 GIGA QUAD® YRB200専用の腐食環境試験(塩水)ユニットです。
本試験ユニットを使用することで、手軽かつ高効率で腐食環境下で回転曲げ疲労試験を行うことが可能です。
水・人工海水、科学薬品など、様々な腐食液で腐食疲労に関する試験を行うことが可能です。

4つの特徴feature

01試験装置の腐食防止

ギガサイクル疲労データ採集にかかる時間

腐食液(塩水等)を試験片に滴下することで腐食環境を再現します。滴下後の廃液は常に吸収され、また、腐食環境槽の特殊2重構造により試験片破断後も槽外部へ腐食液は流出しません。
そのため疲労試験機自体の腐食は一切起こりません。

02取り付け簡単

本試験ユニットは簡単に取り付けることができ、利便性に優れています。

03滴下スピード調節可能

腐食液(食塩)の滴下スピードを25段階で調節することが可能です。
試験内容に合わせて、最適な滴下スピードで実験を行うことができます。

04酸性液体を用いた疲労試験も実施可能

お客様のお声に「新しい生体材料を開発し、将来的には人口関節・骨プレート等に使用する予定だが、事前に評価を行いたく、特に強酸環境で疲労試験を実施してデータを採取したい」とのご要望がありました。
本件において、GIGA QUAD®の腐食オプションを用いて乳酸を使用した疲労試験を行う事に成功しました。
チューブ・腐食曹等に耐酸性素材を用いる事で、危険度の高い薬品を使用する場合においても耐食性・液漏れを防ぐ事が可能です。

スピーディーなデータ収集・効率的なS-N曲線の作成

受託試験サービス

弊社内の4連式回転曲げ疲労試験機 GIGA QUAD®を用いて
試験を実施することも可能です。
試験片製作からS-N曲線の導出まで一括で承ります。

JIS規格の試験片はもちろんその他特注の試験片も対応

試験片作成サービス

弊社内の4連式回転曲げ疲労試験機 GIGA QUAD®に使用する試験片の作成も合わせてご利用いただけます。弊社のコア技術である精密加工技術を活かした精度の高い試験片です。

基本仕様Specification

機械本体仕様

同時試験数 2本
機械の大きさ 本機概算質量 kg 30
本体サイズ mm 380×380×1200
コンプレッサ部概算質量 kg 22
コンプレッサ部サイズ mm 500×380×350
制御装置部概算質量 kg 3
制御装置部サイズ mm 210×200×60
電圧 制御装置電源供給電圧 AC 単相 90~240V
コンプレッサ電源供給電圧 AC 単相 100V
滴下スピード 25段階
※滴下量(ml/min)は、滴下する液体の粘度・チューブ内径などの環境によって変化します。
参考:水をチューブ内径φ3.2で滴下した場合、0.25~2.2ml/minの範囲で調整可能です。
耐久時間 5000時間
※5000時間経過するとチューブポンプの交換を行うことをお勧めします。

※滴下液の交換により様々な腐食液の滴下が可能です。ただし、特殊な腐食液の場合、薬品濃度・粘性に依存しますので弊社へお問い合わせください。

※製品の仕様および外観は改良のため変更することがありますので、あらかじめご了承ください。

万全のアフターサービス

01 定期メンテナンスサービス

年に一度の定期メンテナンスを実施することをお勧めします。
グリス切れやベルト破断などのトラブルを事前に防ぐことが出来ます。

02 オーバーホールサービス

YRB200は5年※、YRB300Lは3年※に一度スピンドルの交換を推奨しています。スピンドル交換をすることにより試験機の動きがスムーズになります。
※使用頻度、条件により変わります。

よくある質問FAQ

皆様からのGIGA QUAD®に関してよく頂く御質問をまとめました。
下記以外の質問もお待ちしておりますので、是非お問い合わせ下さい。

試験応力はどこまで?
標準試験片の場合、YRB200で1363MPa、YRB300Lで2540MPaです。
最大荷重と最小荷重は?
RB200は、最大荷重は20kg。最小荷重は約0.49kgで、アダプター、バネ、棒、受け皿、ナット全ての重量です。おもりをかけていなくとも最低で0.47kgの荷重がかかっています。YRB300Lは、最大荷重85kg。最小荷重は、5.21kgです。
客先にて準備が必要な設備は?
YRB200  電源設備  電源:三相AC200V  ブレーカ容量 :15A
YRB300L  電源設備  電源:三相AC200V  ブレーカ容量 :20A
      空圧設備  圧力0.4MPa
製品の最大電流値は?
YRB200   3A
YRB300L  6A
腐食ユニット 0.05A以下
高温ユニット 10A
モータの電気容量 YRB200  0.2kW
         YRB300L  0.4kW
※環境ユニット使用時は0.7~0.9kW
把持可能な試験片サイズは?
YRB200は試験片の外径がφ5~φ13なら取り付けは可能です。YRB300Lはφ5~φ20までが取付可能です。ただし、寸法効果や、応力集中係数など、様々な要因が疲労試験に影響を与えますので、試験片の形状には弊社推奨の形状とサイズが有ります。コレットとアダプターは1つの寸法にしか対応しておりませんので、試験片の外径寸法を変更する際、それに合ったコレットとアダプターを準備する必要があります。コレットとアダプターは弊社にて準備しますので、お気軽にご相談ください。
試験片に要求される芯振れ精度は?
JIS Z 2274には試験片の芯振れは±25μm以内と提唱されています。過去の実験では、芯振れ精度が±60μm以上と±20μm以下では疲労強度が20%ほど±60μm以上の方が弱くなる結果を出したことが有ります。
S-N線図はどのように引けばよいのでしょうか?
Excelの近似曲線で作成する方もいらっしゃいますが、より専門的な方法としてはS-N曲線回帰法に基づいた「金属材料疲労信頼性評価標準」 – S-N曲線回帰法 – 付属のソフトで作成することをお勧めします。
GIGA QUAD®と小野式の違いは?
GIGA QUAD®は片持ち式で試験片4本同時試験が可能。 小野式は両持ち式で試験片1本のみ試験可能。
片持ち式と両持ち式の違いは?
試験片に働くモーメントが異なるので、方式により使用する試験片の形状が異なります。材料の純粋な強さを知りたい場合は片持ち-砂時計TP、材料欠陥を多く拾いたい場合は両持ち-平滑TPがお勧めです。ただし、片持ちでも平滑TPを使えますし、両持ちでも砂時計TPを使用することができます。

4連式回転曲げ疲労試験機の話Tecnical information

金属材料は小さい荷重が繰り返し長期間にわたって加わると疲労して、やがて破断する物質です。私たちの生活を支えるあらゆる機械構造物の多くは金属材料から構成されており、このような金属材料の特性を十分理解した上で安全な設計がなされる必要があります。

製品ラインナップLINEUP

YRB300L

YRB300L


従来の試験機の機能に加え、更に安全性を考慮して設計。操作もタッチパネル化し、使い勝手よく省スペース・高効率・高負荷荷重の対応が可能な試験機を開発しました。

YRB200

YRB200


高精度・高効率・省スペースという高いレベルで製品化を実現しました。 長期間を要するギガサイクル疲労特性を試験するのに最適。機能も充実しています。

YRB200-010(腐食環境試験ユニット)

YRB200-010
(腐食環境試験ユニット)

手軽に腐食環境を作りだし、実環境に即した試験に対応。腐食液の飛散完全防止設計は、特許取得済。

※特許取得済み 特許第5558994号

集光加熱ユニット

集光加熱ユニット


GIGAQUADに後付け可能な高温ユニットです。挿入した試験片の切り欠き部の温度をハロゲンランプ光で高温に保ちます。

例えば、このような
ご要望にお応えします。Request Order

  • 回転曲げ疲労試験を効率行いたい
  • 実環境を想定した疲労試験を行いたい
  • 高価な材料なので小さな試験片で疲労試験を実施したい

ご注文・ご依頼までの流れFlow

お電話・メールで、ご相談を受け付けます
まずは、お電話またはメールでお気軽にお問い合わせください。
スピーディーにご対応させていただきます。
step 01
ヒアリングし、お客様のご要望をお伺いします
御訪問やWEB会議システムでのお打ち合わせを通して、打ち合わをせさせて頂きます。
なお事前にGIGAQUAD®がどのような試験機なのかを見学頂く事も可能です。
02
受託試験のご利用も可能です
受託試験サービスにてGIGAQUAD®をご利用頂く事も可能です。
試験片製作からS-N曲線導出まで一気通貫で対応させて頂きます。
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