
特許取得済み 特許第7079904号

クーラント濃度の管理は非常に重要
-ただし現場での管理は面倒で放置されがち-クーラントに関する問題(腐敗・悪臭・泡立ち・手荒れ・汚れ・変色など)は多岐に渡ります。
これらの問題が生じるとクーラントの効能(潤滑性・冷却性など)が十分に発揮されず、
加工品質のトラブルを引き起こします。

上記のデータのようにクーラント濃度が8.5~10%の間で工具温度・トルクの上昇が抑えられ、クーラントの最大効果を発揮します。
このようにクーラント濃度は機械加工において非常に重要なものとなります。
COOL-iを使用することでクーラントの濃度や温度、pHの管理を目的としたモニタリングが可能です。
クーラントタンクから自動的にサンプリングを行い、PCやクラウド上での管理ができます。
得られたデータが貴社のクーラント管理をサポートします。
システム構成図System Configuration
適切なクーラント管理の実現で
切削油の効果を発揮して加工品質のトラブルを抑制します。
その結果、適切なクーラント管理を実現することが可能となり、切削油の効果を発揮してトラブルを抑制することが出来ます。
導入事例case
ある工場では毎日20台の工作機械のクーラント確認を行っていました。
クーラントを採取し、デバイスで確認後、記録を紙媒体に記載。
これらのルーティン作業がCOOL-iを導入後、PCやタブレットで工場に足を運ばずとも、確認と記録ができるようになりました。
よくある質問FAQ
皆様からよく頂く御質問をまとめました。
下記以外の質問もお待ちしておりますので、是非お問い合わせ下さい。
- COOL-iって何?
- 水溶性切削油の温度、濃度、pHを24時間365日モニタ出来るシステムです。
- 温度をモニタすると何がわかるの?
- 高精度な部品を加工するためには温度管理にも注意する必要があります。切削油の温度は、環境温度の変化や加工による発熱により変化します。切削油の温度は、工作物の温度に影響するため、寸法のバラツキに影響します。厳密な寸法管理が必要な加工には、温度管理にも気を付ける必要があります。安定した品質を保証したり、不良の原因を特定したりするためにも温度のモニタは重要です。また、切削油のトラブルの一つに腐敗がありますが、細菌の増殖と温度にも大きな関係があります。
- 濃度をモニタすると何がわかるの?
- 切削油の性能は濃度によって変化します。一定の濃度範囲をキープしないと本来の性能が発揮されず、様々なトラブルの原因となります。連続で濃度を記録することで補充液の濃度や補充の頻度が適切かどうかなどが簡単にわかります。
- pHをモニタすると何がわかるの?
- 切削液のpHは一般的にアルカリ性になるように調整されていますが、細菌が増殖するとpHは低下します。さらに、pHが低下すると細菌が増殖しやすい環境になってしまうため悪循環になり腐敗してしまいます。
そのためpHを監視し一定の範囲内に管理する必要があります。
- 切削油の濃度の管理を怠るとどんな事が起きるの?
- 濃度が低すぎると加工不良、腐敗、製品や加工機の錆の発生原因となります。濃度が高すぎても発泡やべたつきによる作業環境の悪化や、冷却性能の低下による工具温度上昇の原因となります。
例えば、このような
ご要望にお応えします。Request Order
- クーラントに関する加工不良や作業環境の悪化を解決したい
- クーラントの管理が十分に出来ていない
- クーラントの効果が十分に発揮されているか分からない
ご注文・ご依頼までの流れFlow
- お電話・メールで、ご相談を受け付けます
- まずは、お電話またはメールでお気軽にお問い合わせください。
スピーディーにご対応させていただきます。
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- ヒアリングし、お客様のご要望をお伺いします
- 御訪問やWEB会議システムでのお打ち合わせを通して摺合せさせて頂きます。
据え付けに際必要な情報がございますので、そちらを御提示頂く形となります。
なお事前にCOOL-iがどのような試験機なのかを見学頂く事も可能です。
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