3Dプリンタ
 ソリューションサービス

3Dプリンタとは?

3Dプリンタの種類と特徴

3Dプリンタとは、PC上で設計された3Dモデルをもとに断面の層を一層づつ積層し、立体物を造形する装置のことです。


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3Dプリンタの種類として・FDM(Fused Deposition Modeling)熱溶解積層方式・SLA(Stereo Lithography Apparatus)光造形方式・LAM(Liquid Additive Manufacturing)液体造形方式・PBF(Powder Bed Fusion)粉末床溶解結合方式がございます。FDMはフィラメント上の樹脂を熱で溶かしながらノズルから押し出して、一筆書きのように樹脂を積み上げて造形する方式です。SLAは光硬化性樹脂に紫外線レーザーを照射することで硬化させ、モデルを造形する方法です。切削加工では再現できないような薄肉部や溝部などの造形が可能です。PBF方式は最も主流な金属の3Dプリント方式で、小さな球系の金属粉末を敷き詰めて、それにレーザーなどを照射して溶かして固めていく造形方法です。

3Dプリンタについてもっと詳しく知りたい方は、こちらよりPDF資料をダウンロードくださいませ。



3Dプリンタ
 ソリューションサービス

特徴01

最適な設計

造形方式に合わせたモデリング
工作機械による追加工性の追究

特徴02

試作造形

弊社保有の3Dプリンタを用いて
スピーディーに試作造形が可能

特徴03

試作評価

積層造形した試作品の強度や
耐久性、追加工性の評価を実施

近年、3Dプリンタの技術発展は目覚ましく、様々な分野で活用されています。
3Dモデルさえあれば思い描いた造形が可能で、ものづくりの新しい選択肢として確立されつつあります。
山本金属ではそんな3Dプリンタ技術を自社で研究、運用しコア技術である加工技術やロボットSIerのノウハウも生かした
3Dプリンタ ソリューションサービスを展開しております。

試作から量産~評価まで

3Dプリンタ ソリューションサービスとは

山本金属では3Dプリンタを活用したサービスとして
・試作造形 ・小ロット製品(試作品含む)生産 ・試作評価 ・試作設計支援の4つのサービスを展開しております。
世の中で急速に普及している3Dプリンタの活用方法を知っていただくとともに、
これからの装置導入やさらなる技術力向上にお役立ていただけると幸いです。




Service01

試作造形

山本金属が保有する各種3Dプリンタを用いて、お客様の設計したモデルを造形します。
材質、サイズ、精度などの条件を打ち合わせし、造形に最適なプリンタを提案します。
3Dプリンタを活用したものづくりでは、試作→評価→改良のサイクルが早く、圧倒的に高効率な製品開発サイクルを実現することが可能です。
山本金属では、この開発サイクルを高速化することにより6カ月という短い期間での医療機器開発を実現しました。

Service02

小ロット製品(試作品含む)生産

実製品、またはそれに準ずる試作品の小ロット生産を実施します。
基本的には高強度樹脂材料を提案いたしますが、
使用用途に合わせて軟質樹脂やシリコーンゴムでの造形にも対応します。

Service03

試作評価

積層造形した試作品の強度や耐久性、追加工性などの評価を実施します。
山本金属が得意とする材料評価サービスにより、適切な材料選択、設計をサポートします。
回転曲げ疲労試験について詳しくはこちら
残留応力計測ソリューションサービスについて詳しくはこちら

Point04

試作設計支援

3Dプリンタによって生産することを前提としたモデリングや
造形後に切削による追加工を実施することを踏まえたモデリングについて、設計支援します。
実際に3Dプリンタを使用しての試作と評価を繰返しご体感いただきます。 対応例・従来のものより軽く作成したい。・耐久性を上げたい。…etc


3Dプリンタを活用した事例

活用事例

ロボットアームの改良設計

軽量化によるワークの安定移動(高速化)および安全性向上のため、Generative Designによる最適設計を実施しました。

GenerativeDesignにより、機能、空間条件、材料、製造方法などのパラメーターを設定し、最適な形状を見つけ出し、3Dプリンタによって造形を行いました。

これにより一般的な設計方法では難しい、機能性と生産性を追求した理想的なデザインとなりました。

機器設計能力、工具選定や専用治具設計、各種材料における条件設定などの機械加工を追究してきたからこそのノウハウと構造最適化および3D造形のノウハウを持つ山本金属だからこその、ゴールまでの一貫したプロセス設計が可能となった事例です。

※GenerativeDesignとは…設計検討プロセスの一種で機能、空間情報、材料、製造方法などのパラメータを設定し、可能性のあるソリューションを見つけ出し生成するもの。

保有3Dプリンタ一覧

3Dプリンタ
メーカー 機種 造形方法 造形サイズ(mm) 最小積層ピッチ 使用可能素材
Markforged MARK TWO 熱溶解積層方式(FDM) 320x132x154 100μm ONYX
炭素繊維
ファイバ0グラス
強度高耐熱ファイバーグラス
ケブラー
COHERENT Coherent CREATOR™ パウダーベッド方式(レーザー) φ100×100 20μm マルエージング鋼
ステンレス
ニッケル合金
銅合金
錫合金
久宝金属製作所 Qholia 材料押出堆積法(FDM) 210x205x205 PLA
ABS
PETGなど
formlabs Form3 光造形方式(SLA) 145x145x185 25μm UV硬化樹脂など
German RepRap L320 液体積層造形法(LAM) 250x320x150 200μm 液体シリコン
x500pro 熱溶解積層法(FDM) 500x400x450 20μm ABS
PLA
PC
TPU
SUS316L
etc…

ご注文・ご依頼までの流れ

お電話・メールで、ご相談を受け付けます
まずは、お電話またはメールでお気軽にお問い合わせください。
スピーディーにご対応させていただきます。
step 01
ヒアリングし、お客様のご要望をお伺いします
御訪問やWEB会議システムでのお打ち合わせを通して、試験の仕様を摺合せさせて頂きます。
試験仕様に基づき、御見積書をご提出します。
02
ご希望に応じて、3Dプリンタを熟知した担当者が訪問いたします
ご希望により、当社の担当者がお客様のもとへお伺いします。 (但し、地域等により訪問できない場合もあります)
貴社にとってベストな製品につながるご提案をさせていただきます。
03