バレストレイン試験機

バレストレイン試験機

材料の溶接時高温割れ
特性評価を具現化

バレストレイン試験とは溶接割れ試験方法の一つです。
溶接を行いながら歪みをかけることによって溶接高温割れを再現し、
発生した割れ数・長さなどを測定して、溶接高温割れ感受性を定量的に見る試験です。
高温割れは、溶接金属或いは熱影響部が高温にあるときに発生する割れで、
一般には凝固割れと液化割れに分けられます。

試験の種類Test type

01ロンジ・バレストレイン試験

溶接方向と平行に歪みをかけるもの。
熱影響部における溶接高温割れ(液化割れ・延性低下割れ)確認に好適。

02トランス・バレストレイン試験

溶接方向と垂直に歪みをかけるもの。
溶接金属部における凝固割れ確認に好適。

装置の仕組み

本機は、指定の試験片をプレス金型部にセットし、一定の加圧力、曲げ速度、ストロークにより、試験片を曲げる装置です。なお、溶接機は付属しておりません。
また、離れて操作できる着脱リモコンも搭載可能です。

プレス金型部(図示)

プレス金型部(図示) プレス金型部(図示)

基本仕様Specification

装置本体仕様

最大加圧荷重 3000kg(30kN)
最大曲げ速度 200mm/s
可動ストローク 0~40mm(上昇/下降端位置調整装置付き)
試験片 寸法:W100XL100mm
板厚:1~6mm
裾付面積 700X905X1075mm
総重量 500kg
付属品 加圧プレート(曲げ部コーナー R5 R10併用) 1組
曲げブロック(幅35mm R100タイプ) 1個

装置構成

油圧ユニット 7.5KW
油圧シリンダー ボア径 φ50mm
電気容量 AC200V 3相(50/60Hz) 50A

ご注文・ご依頼までの流れFlow

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ヒアリングし、お客様のご要望をお伺いします
御訪問やWEB会議システムでのお打ち合わせを通して、試験機の仕様を摺合せさせて頂きます。
試験仕様に基づき、御見積書をご提出します。
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