疲労試験片
材料に繰り返し力が作用すると降伏点以下の低い応力であっても破壊に至る事があります。このような現象を疲労と呼び、疲労試験は主に応力振幅と材料が破断する繰り返し回数の関係を求める試験になります。
試験片とは材料の強度や機械的性質を調べる材料試験に用いる、同じ材料で製作された小片を示します。
製作した試験片を用いて行った試験の結果が材料の性能保証や設計開発に活かされるため、
正確なデータを採取する必要があり、試験片は厳しい寸法公差、加工条件、梱包方法が規定されいます。
山本金属では創業以来培ってきた金属加工のノウハウを試験片に活用することで、より高品質な試験片の提案、提供が可能です。
また日本材料学会認定材料試験士が5名在籍する試験機メーカーであり、さらに疲労試験をはじめ、引張試験や曲げ試験、ねじり試験といった材料試験に関するノウハウも豊富に持ち合わせています。
材質についても鉄、ステンレス、アルミ、真鍮、インコネル、焼き入れ鋼、その他各種材質に対応が可能であり、
焼き入れ、メッキ、アルマイトなどの表面処理も一括対応させて頂いております。
材料に繰り返し力が作用すると降伏点以下の低い応力であっても破壊に至る事があります。このような現象を疲労と呼び、疲労試験は主に応力振幅と材料が破断する繰り返し回数の関係を求める試験になります。
回転曲げ疲労試験片
内圧疲労試験片
板状疲労試験片
引張試験とは試験片に引張荷重を加え、応力とひずみとの関係を測定して弾性率、弾性限度、比例限度、降伏点、引張強さなどを求める材料試験です。
一般的には専用の引張試験機や多目的の万能試験機を用いて行います。
丸棒引張試験片
引張圧縮疲労試験片
高速で衝撃を与えることで試験片を破壊し、破壊するのに要したエネルギーと試験片の靭性を評価するために用いられます。
一対の試験片を一定の荷重と速度のもとで摺動面させ,このときの摩擦力を計測するとともに,摩擦量を測定する試験に用いられます。
リチウムイオン蓄電池強制内部短絡試験用純ニッケル小片です。
(JISC8715-2・JISC8712に準拠)