片持ち式試験片(かたもちしきしけんへん) |
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疲労試験を行うための試験片はJIS規格で定められており、片持ちタイプ・両持ちタイプの試験片があります(下図参照)。 片持ちタイプの試験片は切欠きの最小径で破断するという所に大きな特徴があります。 それ故に、材料の内部に存在する介在物に左右にくい特徴があります。 そのため材料本来の疲労特性を調べるのに適しています。 一方、両持ちタイプは材料介在物を考慮しなければならない試験に向いています。 メッキ・熱処理・アルマイト等表面処理による疲労強度の向上を正確に調査したい場合は、介在物の影響が少ない片持ち式試験片が適しています。 |
弊社の疲労試験GIGA QUADは片持ち式試験片を用いたものになります。 御興味がございましたら下記をクリックして下さい。 |