リアルタイムに表示し、記録
(Cutting version) 熱・振動同時計測type
特許取得済み 特許第6168695号
加工中の工具温度をリアルタイムに測定し
最適加工条件選定、工具寿命予測 をサポート
MULTI INTELLIGENCE® (Cutting version) 熱・振動同時計測type
特許取得済み 特許第6168695号
リアルタイムに表示し、記録
コントローラー、無線送受信機を
ツールホルダに内蔵
表示・記録ソフトウェア
切削加工時の工具の温度・振動をリアルタイムにモニタリングする事が可能な機器です。
クーラントを掛けながらの温度計測も可能です。(インナースルー対応可)
赤外線サーモグラフィでは測定できなかったドリル加工時における
工具刃先の温度の測定も可能です。
振動については計測したい工具を把持するだけで計測が可能であり、
折損に至るまでの過程情報のモニタリングが可能です。
またデータ検出が難しい小径工具にも対応致します。
加工現象の”見える化”を実現し、
切削加工のIot化・最適加工条件選定・トラブル解析をサポート致します。
MULTI INTELLIGENCE®
使用事例Case
事例1 工具破損検知後の自動対応
MULTI INTELLIGENCEⓇが次加工で加速度の上昇(設定した閾値を超えない)を検知しないため、
CNCと連携し自動で工具退避+加工中断の対応をします。
動画全編は下記リンクより
https://youtu.be/0CbD1VYjAvk
お客様の声Customer Voice
A社様:担当業務「技術開発」
開発油剤の信頼性向上、販売促進にも貢献
新油剤の評価として有効な手段を探していたところ
(株)山本金属製作所様のMULTI INTELLIGENCEⓇに辿り着きました。
開発した油剤が加工中に発生する熱に対してどの程度の抑制効果があるかを検証することは、開発スピードを上げるために非常に重要です。
従来は加工中の温度の計測はおろか、実際の切削加工においての評価方法も各メーカーによって異なり、切削加工にとって有効な評価方法の確立ができていませんでした。
MULTI INTELLIGENCEⓇを導入することで、開発油剤の効果を熱という重要なパラメータで評価することが可能になりました。
また、実際の切削加工と同じ評価になるため、開発油剤の信頼性向上、販売促進にも貢献しています。
レンタルサービスRental
こんなお悩みを解決します
現状の加工条件より
良い条件を知りたい
新工具の加工性を知りたい
新素材の加工性を知りたい
新油剤の加工性を知りたい
MULTI INTELLIGENCE®はレンタルでもご利用頂けます。
どんな事が出来るだろうか?とお悩みの方は是非レンタルにてMULTI INTELLIGENCE®の性能をご確認ください。
- ● レンタルする物品は下記の写真のものとなります。※PCはご準備お願いします。
- ● 1週間からレンタル可能です。
- ● MULTI INTELLIGENCE®は受託試験でも活用頂けます。
レンタル機器
- 指定のASMホルダ
- トランシーバー
- ソフトウェアドングルキー(USB)
- 専用充電器
※PCはご準備ください
よくある質問FAQ
皆様からよく頂く御質問をまとめました。
下記以外の質問もお待ちしておりますので、是非お問い合わせ下さい。
- どのような事ができるんですか? 具体的な事例ありますか?
- 加工中の温度,振動をリアルタイムでモニタリング可能です。
工具の寿命判断や,異常検知,切削条件の最適化などに有効です。
- MULTI INTELLIGENCE®はどのような構造になっているのでしょうか?
- マシニングセンタで使用する回転ツールホルダです。
温度センサ,加速度センサ,電子回路,無線送信器が内蔵されています。
- 故障したらどこに連絡すればいいですか?有料ですか?
- 山本金属営業担当に連絡ください。年間保守契約をされていましたら,基本無償で修理させていただきます。
ただし、自社で改造された場合や、想定と違う使用をされ壊れた場合は保証対象外となりますので、よろしくお願いします。
熱電対の断線に関しては、都度消耗品扱いとなります。
- セッティングはどのようにおこないますか?簡単ですか?
- 温度・振動のモニタ機能以外はマシニングセンタで使用する回転ツールホルダですので、チャック形態に合わせて工具を取り付けてください。
温度をモニタする場合,工具側に温度センサを挿入する穴が必要になります。
専用センサになりますので、ご使用になられる工具の情報と、
センサを挿入する位置をご教示お願いいたします。
また、温度センサを挿入できる工具は基本的にソリッドタイプの工具で、
心厚はφ2.5以上を推奨しております。
それに該当しない工具については一度弊社にご相談いただければ、
適用可否を検討致します。
- 取り付けるコレットは何でもよいか?
- ER規格のコレットを採用しております。
コレットサイズについては、ER25, ER32, ER40となります。
- モニター用パソコンは自社で準備してもよいか?
- 基本的にお客様にご準備いただく形になります。ご要望があれば弊社で用意させていただきます。
- 電池は1回充電したらどのぐらい持つか?また充電時間はどのぐらい必要か?
- サンプリングレートにもよりますが、i-flashモデルだと2時間程度になります。
- 高圧クーラントは何Mpaまで可能か?
- 7MPaまで可能です。
基本仕様Specification
ツールホルダ
シャンク規格 | BT30,BT40,BT50,HSK63A,HSK100A ※基本仕様以外での対応も可能(応相談) |
---|---|
チャックタイプ | 下図参照 ※対応表以外の規格についても相談承ります |
最大工具挿入深さ | 39mm |
最高回転数 |
BT30,BT40,HSK63A:20,000rpm BT50,HSK100A:10,000rpm |
回転バランス | 1.2g・mm以下 |
その他 | 充電式,クーラント外部・内部給油可(7Mpa) |
※1 対応表
ER:テーパーコレット 標準規格DIN6499/ISO15488準拠の16°テーパ
SL:サイドロック
FM:フェイスミルアーバ
センサ部
共通 | 電源 | 3.7Vリチウムイオン二次電池 (機内に内蔵) |
---|---|---|
連続使用時間 | 24H以上 ※使用状況や環境により短くなる場合あり |
|
充電時間 | 最大約2.5H | |
サンプリングレート | 約100ms(10Hz) | |
使用電波周波数帯 | 2.4GHz帯 | |
通信可能距離 | 約20m以下(遮蔽物無) | |
温度 | 測定点数 | 1点(工具回転軸上で指示可能) |
センサタイプ | φ0.5シース熱電対K型(JISクラス2相当) ※φ0.5以外の熱電対も可能(応相談) |
|
温度計測範囲 | 0~1000℃ | |
加速度 | 検出方向 | 回転軸に垂直方向【X】,回転軸方向【R】 |
入力可能範囲 |
X方向:3~600m/s2 R方向:600~12,000rad/s2 |
|
検出可能周波数範囲 | 0~6,000Hz(圧電センサの検出範囲) | |
評価指数 | 実効値m/s2(積分時間約100ms) |
製品ラインナップLINEUP
MULTI INTELLIGENCE®
(Cutting version)
熱・振動同時計測type
切削加工時の工具の温度・振動をリアルタイムにモニタリングする事が可能な機器です。クーラントを掛けながらの温度計測も可能(インナースルー可)振動計測については工具を把持するだけで可能です。
MULTI INTELLIGENCE®
(Cutting version)
i-flash 切削振動測定type
加速度データの高速サンプリングにより、周波数解析が可能です。(サンプリングレート44.1kHz)
高速データ収集で真の波形を読み取り最適加工条件の選定をサポート。
※被削性評価試験サービス・レンタルサービスのみ対応
例えば、このような
ご要望にお応えします。Request Order
- 加工中の現象を”見える化”したい
- クーラントを掛けた状態で工具刃先の温度計測がしたい
- ビビりを抑制できる加工条件を見つけたい
- 加工が上手く行かない原因を探りたい
- 材料内部欠陥を検知し、加工トラブルを防ぎたい
ご注文・ご依頼までの流れFlow
- お電話・メールで、ご相談を受け付けます
- まずは、お電話またはメールでお気軽にお問い合わせください。
スピーディーにご対応させていただきます。
- ヒアリングし、お客様のご要望をお伺いします
- 御訪問やWEB会議システムでのお打ち合わせを通して、打ち合わをせさせて頂きます。
なお事前にMULTI INTELLIGENCE®がどのようなモニタリング機器なのかを見学頂く事も可能です。
- 被削性評価試験サービスのご利用も可能です
- 被削性評価試験サービスにてMULTI INTELLIGENCE®を活用した評価を依頼頂く事も可能です。
加工現象の”見える化”で最適加工条件の選定をサポート致します。
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