3Dプリンタ活用
山本金属ならではの取り組みとして、3Dプリンタとロボティクス、
そして機械加工を融合した生産活動を行っています。
治具・サポート部品の専用設計を3Dプリンタで行い
センサ内蔵ロボットアーム、ハンド、打痕対策品を作成します。
これに山本金属コア技術である
精密加工技術やセンシング等のデータ収集と活用を盛り込み
高付加価値を付けていきます。
取り組み例
ロボットアームの作成
従来は切削加工によるアームブロックを使用しておりましたが、軽量化によるワークの安定稼働・安全性の向上や加工手配・在庫管理の為のコスト削減を追及し、3Dプリンタによるアームブロックの造形を試みました。
GenerativeDesignにより、機能、空間条件、材料、製造方法などのパラメーターを設定し、最適な形状を見つけ出し、3Dプリンタによって造形を行いました。
※GenerativeDesignとは…設計検討プロセスの一種で機能、空間情報、材料、製造方法などのパラメータを設定し、可能性のあるソリューションを見つけ出し生成する。
山本金属ロボットハンドの特徴
● 従来部品のGenerativeDesignによる軽量化・デザイン性の向上
● 設計から製品完成までのプロセス高速化
● 軽量化によりロボットサイズダウン、システムトータルの原価低減
ワークの状態をセンサを埋め込んだ3Dプリンタ製の治具で認識可能です。
センサを内部に埋め込むことで軽量化も実現しました。