ロボットSIer事業

狭い工場でもロボット導入をあきらめない。

Automation × Technology

ロボット導入は、大きなスペースが必要だと思っていませんか?
私たちは、機械加工の現場に最適化した省スペースな自動化を提供します。
既存の設備を活かしながら、最小限のスペースで最大限の生産性向上を実現。
限られた環境でもロボットの可能性を広げ、人手不足の解消、そしてものづくりの未来を支えます。

ツールプリセッター自動化システム

Tool Presetter Robot Automation System

tool presetter

ツールプリセッターは加工プロセスの効率化や品質向上に貢献する重要なツールです。
加工に使用するツールの寸法や位置を正確に測定することができます。
工作機械の外部でツールの測定を行うため、段取り時の工作機械停止時間を短縮可能です。
また、ツールに関するデータをデータベースに保存し、必要な情報をいつでも参照できます。
正確な寸法や位置を設定することで、製品の形状や仕上がりの一貫性を確保し、不良品の数を減らせます。
これにより、生産品質の向上や不良品の減少が期待できます。

ツールプリセッターについて詳しく見る

強みのご紹介

Our strengths

強み01

3Dプリンタ活用

3Dプリンタを活用した周辺部品や特注部品の設計・開発。

強み02

生産ラインシミュレーション

山本金属が創業以来培ってきました、機械加工のノウハウを活かした生産ライン構築のサポートをご提案。

強み03

遠隔サポート

システム導入後もICTを活用したサポート体制を構築。遠隔地からの素早いサポート体制を実現。

強み04

適応制御

弊社開発のセンシングデバイスや3Dプリンタを使用した治具や周辺機器の設計、及び適応制御のサポートをご提供。

強み05

開発力

要求に応じたソフトウェア開発や電気回路、ラダー、プログラミング能力を活用したご提案。

これらすべてを社内で実施することで細やかな要望や円滑なサービス提供が可能

3Dプリンタ活用

山本金属ならではの取り組みとして、3Dプリンタとロボティクス、
そして機械加工を融合した生産活動を行っています。

治具・サポート部品の専用設計を3Dプリンタで行い
センサ内蔵ロボットアーム、ハンド、打痕対策品を作成します。
これに山本金属コア技術である
精密加工技術やセンシング等のデータ収集と活用を盛り込み
高付加価値を付けていきます。

取り組み例

ロボットアームの作成

従来は切削加工によるアームブロックを使用しておりましたが、軽量化によるワークの安定稼働・安全性の向上や加工手配・在庫管理の為のコスト削減を追及し、3Dプリンタによるアームブロックの造形を試みました。

GenerativeDesignにより、機能、空間条件、材料、製造方法などのパラメーターを設定し、最適な形状を見つけ出し、3Dプリンタによって造形を行いました。

※GenerativeDesignとは…設計検討プロセスの一種で機能、空間情報、材料、製造方法などのパラメータを設定し、可能性のあるソリューションを見つけ出し生成する。

山本金属ロボットハンドの特徴

● 従来部品のGenerativeDesignによる軽量化・デザイン性の向上
● 設計から製品完成までのプロセス高速化
● 軽量化によりロボットサイズダウン、システムトータルの原価低減

ワークの状態をセンサを埋め込んだ3Dプリンタ製の治具で認識可能です。

センサを内部に埋め込むことで軽量化も実現しました。

生産ラインシミュレーション

長年培った機械加工のノウハウを活かし、
お客様の要望に沿った生産ラインのレイアウト設計とシミュレーション。

多品種の製品に対して従来人が実施していた【洗浄】【計測】【梱包】などを、1台のロボットシステムで自動化した事例になります。このようなマルチタスク作業においても周辺機器を専用設計・製作することで、機械移動せず限られたスペースで実現することができました。

システム導入前 1.0人/h (洗浄、打痕による検品仕分け、箱詰め)
システム導入後 0.2人/h (抜き打ち検査、箱交換作業)

バー材加工機自動化の様子

遠隔サポート

ウェアラブルカメラやスマートフォン映像で問題点を共有します。
画面共有や操作指示、遠隔操作で解決方法をご提案。
ICTを活用した遠隔サポートでトラブルへの即時対応や現場への技術指導を行っております。

遠隔操作例

適応制御

弊社のデジタルライン設計能力により、工作機械とロボットが連動したシステムを実現しました。
これにより、生産ラインそのものが、単なるものづくりから学習するものづくりに変わります。
ものづくりをしながら、データ収集、更にはデータ分析を行うことで新たな価値を創出します。

システム特徴

・ロボットシステム状態を見える化・常時監視
・弊社製品により加工状態を見える化・常時記録
 (稼働状況、主軸負荷、ホルダ振動加速度、切削状況など)
・製品に個体識別(QRコード)
・品質状況紐づけ(3次元測定器情報など)
・計測結果を工作機械及び、ロボットにフィードバック

開発能力

山本金属が提案する新たなロボットシステムのパッケージサービス

  • 工作機械
  • ロボット・設置方法
  • ロボットハンド
  • オプション

フレキシブルな周辺機器との組み合わせを実現。
レイアウトや目的に応じた周辺機器を開発、改良が可能です。

洗浄機 ワーク投入、排出動作

動画

年間合計600万円以上のコスト削減し、
属人化する生産ラインのリスクを回避&改善。

ものづくり・商業・サービス補助金に採択された「令和2年度中小企業のスマート化による生産性向上F/S支援事業」として株式会社ヤマキン様を対象に導入された案件となります。



導入までの流れFlow

お電話・メールで、ご相談を受け付けます
ご依頼を頂きましたら、詳細を伺い、ロボットを取り付けしたい装置、運用方法などをお聞きし、
ロボットシステムのご説明を致します。検証が必要な場合はテスティングを行い、工法・工程などの仕様の取り決め、
改善のアドバイスをさせていただきます。
step 01
お見積り~開発
お打ち合わせ内容をもとにお見積りを出させて頂きます。
ご要望に沿った装置、システムを開発致します。
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納品・アフターフォロー
装置・システムが完成しましたら試運転後、お客様立ち合いのもとで
ロボットシステム全ての動作確認を致します。その後、お客様での運用となります。
遠隔地からのサポートを中心に迅速に対応致します。導入後の事も、私たちにお任せください。
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