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2014.10.18

砥粒加工学会ABTEC2014に参加しました

2014年9月11日(木)から13日(土)まで、岩手大学工学部キャンパスにて、砥粒加工学会学術講演会ABTEC2014が行われ、弊社スタッフも学術講演の部に参加致しました。

講演では、弊社岡山研究開発センターの新堂正俊が『エンドミル加工時の工具温度解析における無線式ホルダシステムの有用性』のテーマで論文発表を行いました。
切削油剤使用環境下での回転工具の温度計測を行うために開発した無線式ホルダシステム『MULTI INTELLIGENCE®』を用いて、エンドミル加工時の工具温度のモニタを行い、各種クーラント条件の違いによる非定常熱解析を行った結果との比較考察を行いました。その結果、MULTI INTELLIGENCE®から得られるエンドミル内部の温度は十分に信頼性が高く、また切削油剤の使用環境の差に起因する現象の違いを評価できることを発表致しました。

これからもこのような取組みを生かし、さらにお客様のニーズに答えた技術を生み出せるよう、日々研究開発に取り組んで参ります。