2014年9月27日（土）平野区画整理記念会館にて、“山金塾”を開催いたしました。
今回お招きした講師は、銀座・寺子屋こども論語塾代表の安岡定子氏です。『豊かな人生と論語』と題して、ご講演いただきました。
講演に参加された方の感想をご紹介いたします。

N・Hさん
論語と聞くと硬く取っ付き難い印象でしたが、安岡先生の講演はやわらかい口語で語られ、素読をすることで、頭で考える前に言葉がスッと入ってきました。論語の解く内容は、決して難しいことをするのではなく、人として本来あるべき姿、豊かな人生を送るために大切なことを教えてくれているのだと感じました。孔子という人の考え方や、論語は日本では江戸時代の頃から寺子屋等を通じて庶民の身近にあったこと、「温故知新」や「遠慮」の語源となった文の意味など、分かりやすく話して下さり、講演を聴きながら、自分の行動や考え方と照らし合わせ、自分自身をみつめなおすきっかけになりました。まだまだ君子のふるまいには程遠いですが、自分の身の回りでまずできることから実践に心がけてまいりたいと思います。

※下記リンク先にて、安岡定子氏の著書の巻頭言をご紹介させて頂きます。よろしければご覧くださいませ。
『子や孫に読み聞かせたい論語』

≪引用文献≫
安岡定子 『子や孫に読み聞かせたい論語』幻冬舎、2011年、冒頭部分より