2014.03.31
お知らせ
高機能JIS来年度のテーマに「軽金属材料の寿命予測方法」が選ばれました
経済産業省は日本工業規格(JIS)に従来より高いレベルの性能・特性を等級別に盛り込んだ「高機能JIS」について、原案作成に着手する事を発表しました。
テーマは11個ございますが、その一つ「軽金属材料の寿命予測方法」においては、高速鉄道の軽量化や安全保証の観点から、長寿命領域(10の8乗回以上)における高速車両にも用いられる高強度軽金属や、それらを溶接した部材の疲労特性、及び、その評価方法について規格化されることになっており、非常に重要な項目として取り上げられています。
この新規JIS規格を制定するためには、膨大な疲労試験データが必要でありますが、弊社の4連式疲労試験機GIGAQUADはスピーディーなデータ採取が可能であるため、この規格を制定するための標準機として選ばれました。
また弊社は、規格制定のために必要である材料内部の介在物に左右されにくい片持ち式試験片の製作という立場でJIS規格の制定に参加します。
今後も弊社は「高機能JIS 軽金属材料の寿命評価方法」を成立させ、よりいっそう安全な社会が実現しますように邁進していく所存です。
なおGIGAQUADの詳細は以下にございます。
GIGA QUADシリーズ(4連式回転曲げ疲労試験機)
御興味がございましたら是非ともお問い合わせください。