2012.09.19
砥粒加工学会ABTEC2012に参加しました
2012年8月29日(水)から31日(金)に、同志社大学京田辺キャンパスにて公益社団法人 砥粒加工学会ABTEC2012が行われました。当社スタッフも学術講演の部と、パネル展示の部に参加致しました。
学術講演の部では、当社岡山研究開発センターの新堂正俊が『赤外線画像モニターに基づくエンドミル加工における加工能率の向上』のテーマで論文発表を行いました。同一の加工条件のもとでも、エンドミルの直径の違いにより工具の熱容量が変化すると、工具の温度も変化しますが、赤外線サーモグラフィーを用いた加工時の工具温度のモニタリング手法によって、その変化を十分に評価することが可能となります。また、エネルギー的非定常熱伝達モデルにより、工具の蓄熱および昇温の現象をモデル化することが可能であるということを発表致しました。
パネル展示の部では弊社商品GIGAQUADを展示致しました。試験片の加工や試験機部品の加工についてさまざまな先生方と意見交換ができてとても有意義な時間をすごすことができました。
こうした取り組みを通して、お客様が抱えている問題に少しでもお役に立てればと日々励んでおります。