9月4日~6日に静岡大学にて開催された精密工学会にて、弊社研究員が発表して参りました。
「無線多機能ホルダシステムによるリアルタイム振動加速度モニタリング」と題し、
パワーアップしたMULTI INTELLIGENCE®の紹介をしました。
従来のMULTI INTELLIGENCE®では、量産加工中の異常予知・検知を目的とし、
内部回路で加工中の振動を平均化処理したデータを無線送信していました。
この手法により、データの圧縮が可能となり、長時間の加工においても振動加速度をモニタリングできます。
これに対し、パワーアップしたMULTI INTELLIGENCE®では、1秒間に取得できるデータの量が増え、かつ、取得したデータをそのまま無線送信できるようになりました。
これにより、振動加速度の細かな挙動や、周波数・振幅の情報まで取得・解析することができ、ごく僅かな変化や異常まで検出可能です。
短時間で大量のデータを取得するため、量産加工中のデータを取り続ける目的ではなく、
ピンポイントで必要なデータを取得する、研究開発向けの機器となっています。
☆MULTI INTELLIGENCE®について詳しくはこちら
https://yama-kin.co.jp/products/m-intel/index.html
これからも、ものづくり技術の高度化を目指して、研究開発に取り組んで参ります。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 |