平成30年度砥粒加工学会賞熊谷賞を受賞致しました

このたび、砥粒加工学会誌61巻12号（674頁）にて弊社研究員が発表した「無線多機能ホルダによるタップおよびエンドミル工具の回転方向振動モニタと現象解明」という論文が、平成30年度砥粒加工学会賞熊谷賞を受賞致しました。 熊谷賞とは、砥粒加工学を奨励・促進する目的で、砥粒加工学会が年一回、工業的・工学的な寄与度や波及効果、また独創性や将来性が高いと認めた論文に贈賞されるものです。 この研究発表では弊社のMULTI INTELLIGENCE®を用いて得た成果を発表させて頂きました。 MULTI INTELLIGENCE®とは、熱・振動などの加工現象を測定し、加工の最適条件の選定や品質管理をサポートする機器です。切削加工時の工具内の温度・振動がリアルタイムにモニタリング可能であることと、計測した情報が無線送信されPCモニタにて確認可能であることが特徴です。 この度受賞することができましたのは、多くのご支援を頂いた皆様のおかげであると、感謝しております。 現状に満足せず、ものづくりを通じて社会に貢献する企業を目指して今後ともますます精進して参りたいと存じます。